世の中は、東京で新型コロナの新規感染者が非常事態宣言時を超えましたとか、Go To キャンペーンがどうのこうのと騒いでおりますが、テレビの電源を切ってしまえば、梅雨空の普通の日常が流れるばかりです。今日も平和な日常が過ぎ去ろうとしています。
そんな我が家でも先週大事件が起きました。ある日の夕方、妻が夕飯の支度を終えたころ、ガスコンロが変だ!火が消えない!と騒ぎ始めました。確かめた所、操作ボタンを押しても火が消えません。電源を切ったところ、やっと火が消えました。かなり危険な症状です。
実は、その2週間前に、コンロに火が付かない故障がおき、修理屋さんに来て頂き、一時的に復旧させてもらいました。出張費のみ。
その時に、購入後10年が経過しており、ガスバーナーの交換等を含めて、きちんと修理するのに部品代として53,000円程かかるがどうするか?と問われました。今のままでも使えるが、10年経過しているので再び故障する可能性が高いといわれましたが、その場では、あと数か月は持つだろうと、判断して本格的な修理をしないで済ませました。
でも、なんと、2週間経過した先週、前記の故障となった訳です。
故障して数日後、ガスコンロを買い換えることにして、妻と市川のガス販売店に、ガスコンロを見に出かけました。展示品を見ていくと、今の我が家のガスコンロは、当時としては、リンナイの最高級品(DELICIA)だったようです。見た目も美しく、機能も豊富。でも販売価格20万近くもする高級品でした。最近の機種は、指示版が液晶で音声通知。ここまで必要かといった機能が付いていました。ガスコンロというより電子機器です。
年金生活者はそこまでのお金をガスコンロに出す余裕はなく、でもある程度の機能はついていて欲しいのでリンナイのLiSSeを購入する事にしました。メーカー希望価格の半値+工事費ですが、それでも高い買い物でした。
決めたら最速で、設置してくれると思っていたのですが、3日後に設置場所を見て、サイズを確認後、更に工事が1週間後になるとのことでした。なんと決めてから10日後。
それまでの期間、火を使わない選択はないので、カセットコンロを使い、煮炊きをすることになりました。火力がかなり強いので、普通に煮炊きは出来ますが、例えば、天ぷらを揚げる時は、油の温度調整は、自分で料理の出来を見ながら火加減を調整しないといけません。カセットボンベに燃料が無くなれば、火力が弱くなり、じきに火が消えます。
でも、これはこれで使えます。1台しかないので、一度に一つの料理を作ることになります。焼き魚はちょっと無理です。2週間程はこれを使って料理することになりました。
でも、まあ、年寄二人なのでそんなに大げさな料理を作る訳もないので、不便ではありますが、なんとか生活することができました。
設置工事は、他家の工事がキャンセルとなり予定よりは早めの工事となりました。
見た目はDELICIAに似ていますが、ゴトクが鉄製、電源ボタンがなく、操作ボタンを押して点火することになります。ボタンも以前より安っぽい質感です。炎口も軽く安っぽい。排気口カバーも安っぽいです。細かなところで、DELICIAには劣ります。言い方をかえれば、細かな所で、コストをかけずに作られています。
でも、機能的には、旧DELICIAとほとんど同じで、湯沸かしスイッチも、コンロタイマー、温度調節もでき、グリルの細かい調節もできます。新しい機能としては、ココットプレートで焼き魚もできます。鮭を焼いてみましたが、焦げずにきれいに焼けました。
天ぷらも温度設定をすれば、その温度を保ってくれるので、油の温度を注視せずに料理ができます。カセットコンロよりは、はるかに人にやさしいコンロです。気になるのは操作スイッチを最後まで押して離さないと点火しないことです。旧DELICIAは電源ボタンがありましたので、操作ボタンは、少し押して離せば良かったのですが、この機種はきちんとボタンを押すことを求めます。そうすることで、ガス弁を開けているのかと思います。慣れるまでに時間がかかりそうです。
あとは、何年もつかですね?販売員の説明では、リンナイさんは、ガスバーナーが丈夫で他社より長持ちするとのことでしたが?
ガスコンロが怖い故障して2週間程して我が家の台所に、かつての日常が戻りました。
めでたしめでたし!
でも頂いた特別定額給付金がこれで無くなりました。
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