今日は故逢って午前中禁足。
今日用がないので少々変わった物をアップ。
それは日本酒の雁木。名前だけは以前から知っていたが飲んだことはない。2月に入ると、毎年、とあるスーパーで山口県の名品を売り出す。その広告が入っていたのだ。阿わ雪、夏蜜柑丸漬、柑乃雫いよかん、生外郎、月でひろった卵、ほわり等々。その中に日本酒の雁木が目についた。小さな字で『槽出あらばしり』と書いてあった。いかにも美味しそうだ。税込み2000円弱。これは安い!! 一升瓶が2000円だよ!と妻に話したところ、720mlだよとたしなめられた。た、高い!!いつもは正月に新潟県の日本酒、菊水のあらばしりの一升瓶を買うのだが、値上げの嵐で昨年より高くなり、四捨五入すると4000円になっていたので購入をあきらめた。今回も高くて諦めたのだが、スーパーには行って見た。商品を手に取って製造年月を見たら、2024年2月だ。なんと今月のものではないか?むむ、むむむ。気持ちがぐっと傾いた。もちろん買う方にだ。あらばしりで瓶詰直後の日本酒。ものすごく美味しいはず。妻に告げてレジにならんだ。買ってしまった。(昔々、多賀城に住んでいた頃、年末に予約して1月末に買った新酒【浦霞】が物凄く美味しかった思い出がある。)
購入した日の夕方、さばのみりん干しを魚に飲んだ。
美味しい!! 美味しいに決まっているが美味しい。
少し麹の匂いがするが味は深みがあり芳醇だ。槽出で無濾過のせいか、少し雑味がある。これもまた趣ある味になっている。それに雑味があとに残らない。切れがあるというのだろうか?スッキリした感じではないが、スーッと日本酒感がなくなる。いままでに飲んだことのない飲み心地だ。欲を言えば、もう少し深みがあって、もう少しだけ後味が残ればよいのだが。これは贅沢な望みかな?もったいないので一人で3日間かけてちびちび飲んだ。これで今年の美味しいお酒はおしまい!
【雁木全体像】背景がごちごちゃしていますが、ご容赦を。
【雁木製造年月】瓶詰直後の日本酒を飲むのは何年ぶりかな?
【雁木の濁り】雑味がなんとも言えない味だ!瓶の底に濁りはなかった。
写真はスマホで撮っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿