昨日、久しぶりに電車に乗った。妻が長谷川町子記念館に行って見たいというので、牛に引かれて善光寺参りでもないが、金魚の糞のように付いて行った。それは桜新町の駅から少し離れた閑静な住宅街にあった。長谷川町子記念館と美術館。日曜の夜のテレビ番組【サザエさん】を書いた、長谷川町子さんの原画等を収めた記念館と収蔵品を展示した美術館が併設されている。平日の日中に、こんな所にお客さんが来るものだろうかと思っていたが、あにはからんや、お客さんは普通にいる。東京国立博文館より多いかも?記念館も美術館も見張り番の人が普通に座っている。小さな建物でたかが漫画と思っていたが、普通の美術館と同じような建付けになっている。驚きだね。漫画の原画は小さなものだったが、中に切り貼りしたのもやら、切り貼りして追加で補筆したものやらがあった。不思議に思い見張り番に聞いてみたところ、最初に新聞用に書き、その後その原画を切って週刊誌や単個本用に切り貼りしたとのこと。新聞と週刊誌や単個本のサイズが違っているので、その際に補筆したとのこと。アシスタントがいなかったので自分で切り貼りしたようだ。それで、残っているサザエさんの原画は少ないのだとのことだ。なるほどね?町子さんが書いた、猫等の動物の絵も展示されていた。なかなか上手だね。美術館には、あまり名前の知らない芸術家の絵画や野鳥の彫刻、陶芸品が飾ってあった。生前に集めた788点のなかから展示しているようだ。自分の審美眼は解らないが、良い作品ばかり集めていたように感じる。長谷川町子さんの審美眼を感じさせる芸術品。なかにヤマガラがドングリを咥えた彫刻があった。げすな考えだが、欲しくなる一品だった。自分が買えるような値段ではないだろうが?
【長谷川町子記念館入り口】
【昔の居間】テレビとラジオ、アイロンとミシンそれに扇風機。細かく見ると少し時代がずれているように感じる?
【サザエさんの単個本・姉妹社】67巻+別冊1巻 長谷川姉妹が立ち上げた出版社。
【サザエさんの単個本・朝日文庫】こちらは45巻
【サザエさん家系図】
【美術館隣の公園の家族像】フネさんがいないね?なんでかね?後ろの建物が美術館。
【竹芝桟橋】ちょうど、青山学院初等部・洋上小学校の貸し切りの船が着岸する所だった。宮古から帰って来たところだ。8泊9日。今回は台風で多少スケジュールが変更になったようだ。鳥爺の学び舎、三川町立押切小学校とはずいぶん違ったイベントだね。こういうような経験をするとどんな大人になるのだろうね。お迎えの父兄の中には、超有名な歌舞伎俳優がTシャツに短パン、サングラス姿で一人佇んでいた。
写真はスマホで撮っています。
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