2月下旬だが、ここ万葉植物園にもいろいろな花が咲いている。小さな植物園なのだが、子供を連れた近所の奥さんやら、老夫婦達、花の好きな女性がふらりと立ち寄る。
のどか植物園だ。そして、季節折々の小さな花が、いつも咲いている。今の季節は、梅、紅梅、蝋梅、沈丁花、三つ又、馬酔木、福寿草等が咲いている。市川大野駅からも近い。
【梅】わが園に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも
大伴旅人 万葉集 巻5-822
60歳を過ぎて太宰府に赴任した旅人が、天平二年正月、管下の国司や
高官を招いて宴を開いた。その時に、出席したものたちがそれぞれに、梅を題にして
歌を詠みあった。その時の歌。尚、旅人は大伴家持の父親。
【馬酔木】磯の上に 生ふる馬酔木を手折らめど 見すべき君が在りといはなくに
大迫皇女 巻2-166
大迫皇女 巻2-166
何故か、馬酔木は万葉植物園の入り口から奥にかけて、いくつも植えてある。
大町自然観察園でも大きな房の花をみたことがあるが、ここの花は小ぶり。
【エナガ(Long-tailed Tid)】何故か単独行動。周りに友達なし。
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